調査の基礎知識

誰にも言えないとき、無料で話せる場所|浮気の悩みを無料で相談できる窓口

※本記事にはプロモーションが含まれています。

浮気かもしれない。そう思ってから、この話を誰にもできないまま、何日経ったでしょうか。

友達に話せば広まるかもしれない。親に言えば心配させる。探偵に電話する踏ん切りもつかない。相談できないのは、あなたが弱いからではありません。

公的な無料窓口を調べた人もいると思います。動けなかったのは、名前が似ていて、どれが自分向けか分からないからです。公的な窓口は2種類あり、よく紹介されるほうは浮気の相談向きではありません。

この記事では、国と自治体の実績データから、浮気の悩みが実際に集まっている窓口を特定しました。電話番号、受付時間、話し方まで載せています。

読み終えたら、今日中に、1円も使わず、誰にも知られずに話せる相手が分かります。

結論を先に書きます。浮気の悩みで行くべきなのは、男女共同参画センターです。無料で、相談員に守秘義務があり、土曜や24時間の窓口もあります。探偵に頼むかどうかは、そのあとで間に合います。

この記事でわかること読了 約13分

  • 公的な窓口は2種類あり、浮気の悩みが集まるのはどちらか
  • 相談先5つの違いと、本当に無料かどうか
  • 全国からかけられる電話窓口と、平日昼間以外の選択肢

Contents

結論:窓口は2種類あって、間違えると話が噛み合わない

「役所に相談窓口がある」とだけ聞いても、動けないと思います。どこに何を言えばいいのか分からないからです。

先に結論を書きます。公的な相談窓口は、大きく2つに分かれています。

  • 男女共同参画センター(女性センター)/夫婦関係や生き方の悩みが集まる場所。浮気の悩みならここ
  • 女性相談支援センター・配偶者暴力相談支援センター/暴力や生活の危険が前提の場所。DVがあるならここ

名前が似ているので混同されがちですが、実際に集まっている相談の中身がまるで違います。次の章で、それぞれの数字を見てください。

「役所」で一括りにすると外す理由

まず、よく紹介される女性相談支援センターのほうから見ます。都道府県が設置している窓口で、以前は婦人相談所と呼ばれていました。

沖縄県が公表している令和5年度の実績では、来所相談653件の内訳はこうなっています。

主訴(相談の主な内容) 件数 構成比
夫等からの暴力 521件 79.8%
離婚問題 51件 7.8%
親の暴力 21件 3.2%
その他の親族からの暴力 10件 1.5%
交際相手からの暴力 6件 0.9%

約8割が「夫等からの暴力」です。 離婚問題は7.8%しかなく、浮気という区分そのものがありません。

ここは、暴力から逃げる人を守るための窓口です。一時保護の機能も持っています。殴られてもいない、生活も普通に回っている。その状態で電話をかけると、お互いに話が噛み合わない可能性があります。

誤解のないように書きますが、この窓口が冷たいわけではありません。役割が違うだけです。そして後で書くとおり、暴力の定義はあなたが思っているより広いので、当てはまる人もいます。

浮気の悩みが実際に集まっているのは、こちら

では、夫婦のことで悩んでいる人はどこに電話しているのか。

横浜市男女共同参画センターが公表している2024年度の事業報告書に、電話相談3,108件の分類が載っています。

分類 件数 構成比
家族・親族・近隣等(主な内容=夫・パートナー、親、子ども、きょうだい、親族、近隣) 861件 27.7%
メンタルヘルス 648件 20.8%
ドメスティック・バイオレンス(DV) 405件 13.0%
生き方・価値観 294件 9.5%
仕事・経済困窮 292件 9.4%
相談室への問合せ 213件 6.9%
自助グループについての問合せ 200件 6.4%

いちばん多いのが「家族・親族・近隣等」で、その主な内容の筆頭に「夫・パートナー」が挙げられています。 DVは13.0%です。

先ほどの沖縄県のデータと、ちょうど逆になっているのが分かるでしょうか。同じ「公的な女性の相談窓口」でも、集まっている相談がまったく違います

正確に書いておくと、この861件には親・子ども・きょうだい・近隣の悩みも含まれています。全部が夫婦の話ではありません。

それでも、分類の説明の先頭は「夫・パートナー」です。この窓口がどんな相談を想定しているかが、ここに表れています。

ついでに、誰が使っているのかも見ておきます。同じ報告書の内訳です。

電話相談の利用者 構成比
50代 28.2%
60代以上 21.4%
40代 20.9%
30代 10.3%
20代以下 3.9%

利用者の87.5%が女性。40代と50代で約半分を占めています。

60代以上も21.4%います。「若い人が使うもの」ではありません。

相談先を5つ並べて比べる

ここまでの話を、他の選択肢も入れて一覧にします。自分がどこに当てはまるか見てください。

相談先 費用 向いている相談 受付
男女共同参画センター 無料 夫婦のこと、気持ちの整理、これからどうするか 平日中心。土曜や夜間もあり
配偶者暴力相談支援センター 無料 暴力、生活費を渡さない、行動の締めつけ 全国313か所。電話窓口は24時間も
法テラス 条件つきで無料 慰謝料や離婚など法律の手続き 収入と資産の要件あり
弁護士事務所 初回無料〜有料 実際に請求する、裁判を考える 事務所による
探偵事務所 相談は無料。調査は有料 証拠を取ると決めたあと いちばん最後の選択肢

上の3つが公的な窓口です。この記事で扱っているのは、その3つです。

下の2つは「もう動くと決めた人」向けです。まだ迷っている段階なら、上から順に見ていくほうが損をしません。探偵に頼むかどうかの順番は調査を頼むならいつ?タイミングの話にまとめています。

「浮気の話なんて、聞いてもらえるのか」

ここがいちばん気になるところだと思います。

センターが公表している相談の対象は、たとえば兵庫県立男女共同参画センターの場合「女性問題に関するなやみ」です。夫婦関係、家族、生き方、人間関係が含まれます。浮気で悩んでいる、という入り方で問題ありません

相手をするのは、その県が配置している専門のカウンセラーです。兵庫県立の場合は女性問題カウンセラーが5名。横浜市の場合は電話のほかに面接相談もあり、2024年度は126件の面接が行われています。

実際に受け付けている相談は、たとえばこういうものです。

  • 夫の様子がおかしいが、確信がない
  • 浮気を疑っている自分が嫌になる
  • 問い詰めるべきか、黙っているべきか
  • この先どうしたいのか、自分でも分からない
  • 離婚は考えていないが、いまの状態がつらい

証拠を持っていく必要も、話をまとめてから電話する必要もありません。「何から話せばいいか分からない」と言うところから始めて構いません。

友達に話すのと、何が違うのか

「わざわざ役所に電話しなくても、友達でいいのでは」と思うかもしれません。

いちばん大きな違いは、守秘義務があるかどうかです。

公的な窓口の相談員には、職務上知ったことを他に漏らしてはいけない義務があります。友人にはありません。悪気がなくても、話は動きます。

そして厄介なのは、それが夫の耳に入ったときに起きることです。疑われていると分かった相手は、行動を変えます。

  • 連絡先を消す
  • 会う場所を変える
  • 帰宅時間を整える
  • スマホを手放さなくなる

あとから証拠を取ろうとしたときに、この「警戒された状態」がいちばん重くのしかかります。問い詰めたあとに何が起きるかは、問い詰める前に、少しだけ待ってほしい話にまとめました。

友達に話すな、という意味ではありません。ただ、いま自分の状況を整理したいだけなら、外の窓口のほうが安全で、しかも慣れているということです。

本当に無料なのか

男女共同参画センターの相談は、電話も面接も無料です。予約が要るかどうかはセンターによります。

知っておくと得なのが、同じセンターで弁護士の無料相談をやっているところがあることです。

実際にあるのは、こういう枠です。

  • 兵庫県立センター/月1回・第2水曜の13時30分〜15時30分。女性弁護士による面接
  • 横浜市のセンター/弁護士・医師相談の枠。2024年度の実施は20件

枠が少ないので予約は取りづらいのですが、慰謝料の見通しだけ聞いて帰る、という使い方ができます。相場の考え方は浮気の慰謝料相場はいくら?にまとめてありますが、自分のケースで聞けるのは別の価値があります。

よく紹介される法テラスにも無料の法律相談があります。ただしこちらは民事法律扶助という制度なので、収入と資産が一定以下であることが条件です。条件から外れると有料になります。

入口としては、条件のないセンターのほうが入りやすいと思います。整理すると、こうなります。

使うもの 費用 条件
センターの電話・面接相談 無料 なし
センターの弁護士相談 無料 枠が少ない。予約が要る
法テラスの法律相談 無料 収入と資産が一定以下
通話料(0120の番号) 無料
通話料(#8008) かかります

全国どこからでもかけられる電話窓口

お住まいのセンターを調べるのが面倒なら、全国共通の番号があります。すべて国か公的機関が用意しているもので、相談は無料です。

窓口 番号 受付 運営
DV相談+(プラス) 0120-279-889 24時間・365日
チャットは12:00〜22:00
内閣府
DV相談ナビ #8008 最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながる 内閣府
みんなの人権110番 0570-003-110
(女性の相談はダイヤル1番)
平日 8:30〜17:15 法務省
よりそいホットライン 0120-279-338 24時間 社会的包摂サポートセンター

⚠️ 他のサイトで「女性の人権ホットライン(0570-070-810)」を見かけたら、その情報は古いです。この窓口は2025年10月1日に「みんなの人権110番」へ統合され、番号が変わりました。かけ直しになるので、上の番号を使ってください。

名前に「DV」と付いていると入りづらいかもしれません。ただ、DV相談+は「これってDVかな?」という段階の相談も受け付けると明記しています。決めつけずに電話して構いません。

男性の場合は、DV相談+が毎週日曜の15時から21時まで専用の回線を用意しています。妻の浮気で悩んでいる方は妻の浮気を疑ったらも参考にしてください。

平日の昼間しかやっていないのでは

これも先に潰しておきます。

横浜市の「心とからだと生き方の電話相談」は、火曜・水曜・金曜・土曜の9時30分から16時。加えて金曜は18時から20時まで受け付けています(祝日を除く)。

兵庫県立は月曜から土曜。電話は9時30分から16時30分まで(昼休みを除く)、面接は18時40分まで、土曜は16時40分までです。

土曜にやっているところがある、というのは知られていないと思います。夫が家にいる土曜は逆に電話しづらいかもしれませんが、選択肢としては覚えておいてください。

相談したこと、夫にバレませんか

いちばん気になるところだと思うので、正直に書きます。

  • 相談員から外に漏れることはありません。守秘義務があります
  • 家に郵便物は届きません。電話相談なら記録が郵送されることはありません
  • 0120の番号は通話料が無料なので、利用料金が増えて気づかれる心配はありません

気をつけたほうがよいのは、自分の端末に残るほうです。

  • 発信履歴/スマホに残ります。気になるなら消してください
  • 通話明細/家族で1つの契約にしている場合、かけた番号が明細に載ることがあります。契約内容によるので、心配なら公衆電話や職場の休憩時間を使う手もあります
  • 検索履歴/このページを見た履歴も同じです

なお、#8008は通話料がかかります。0120で始まる番号のほうが、料金の面では安全です。

面接相談に行く場合は予約制のところが多く、名前を伝えずに「相談したい」だけで予約できるセンターもあります。予約のときに聞いてみてください。

自分の地域の窓口の探し方

難しくありません。検索窓に次のように入れるだけです。

  • 「(お住まいの市区町村名) 男女共同参画センター 相談」
  • 市町村で見つからなければ「(都道府県名) 男女共同参画センター 相談」

名称はセンターによって違います。「女性センター」「イーブン」「フォーラム」「アイリス」など、愛称がついていることもあります。相談の名前も「なやみ相談」「総合相談」「一般相談」などさまざまです。

迷ったら、市役所・区役所の代表番号に電話して「女性の相談窓口につないでください」と言えば案内してもらえます。

何を話せばいいか

用意しておくと楽なのは、次の3つくらいです。

  • いつ頃から、何が気になっているか
  • いま自分がいちばん困っていること(眠れない、決められない、など)
  • 聞いてみたいこと(あれば。なくても構いません)

日付のメモがあれば、話が早く済みます。まだ何も残していない人は、浮気調査は自分でできる?に、お金をかけずにできる記録の残し方を書いています。

ただし、記録を作るために無理をして探さないでください。財布やカバンの中を調べる、ロックのかかったスマホを開ける、GPSを取り付ける。このあたりはGPSやボイスレコーダーは違法?で書いたとおり、法律に触れる恐れがあります。

相談したら、離婚を勧められませんか

されません。

相談窓口は、あなたの代わりに決める場所ではありません。決めるための材料と、決めるまでの時間を確保するための場所です。

最初にこう言って構いません。

  • 「まだ何も決めていません」
  • 「離婚するつもりはありません」
  • 「話を聞いてもらいたいだけです」

離婚はしたくない。やり直したいという方向で悩んでいる人も、当然います。

自由になるお金がなくて動けない、という事情も珍しくありません。その場合は専業主婦で、自由になるお金がないも読んでみてください。

暴力や締めつけがあるなら、話は別です

最後にこれだけは書かせてください。

ここまで「浮気なら男女共同参画センター」と書いてきました。ただし、例外があります。

次のことが一つでも当てはまるなら、配偶者暴力相談支援センターのほうが適しています。

  • 生活費を渡さない、渡す額を一方的に決められる
  • 外出先や連絡相手を細かく問い詰められる
  • 大声で怒鳴られる、物を壊される
  • 人格を否定される言葉を日常的に言われる

殴られていなくても対象になります。 経済的なものと精神的なものも、暴力に含まれます。

内閣府の集計によると、全国313か所の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談は、令和5年度で126,743件。うち電話が83,030件、来所が38,234件です。実際に相談した人の数は74,135人でした。

年間12万件を超えています。特別なことではありません。

よくある質問

Q. 証拠がないと相談できませんか。
必要ありません。「疑っているだけ」の段階が、いちばん相談の多い時期です。

Q. 名前を言わないといけませんか。
電話相談なら名乗らずに話せるところがほとんどです。面接の予約でも、名前を伝えずに済むセンターがあります。

Q. 何回でも相談できますか。
できます。1回で終わらせる必要はありません。

Q. 夫の職場や親に連絡が行きませんか。
行きません。相談員には守秘義務があります。

Q. 探偵の無料相談とは何が違いますか。
探偵の無料相談は、調査を頼むかどうかを決めるための場です。仕組みは探偵の無料相談は本当に無料?にまとめています。この記事の窓口は、まだ何も決めていない段階のための場所です。

Q. 相談すれば浮気は解決しますか。
解決はしません。決めるのはご本人です。ひとりで抱える時間を減らすための場所だと思ってください。

まとめ

  • 公的な窓口は2種類ある。浮気の悩みは男女共同参画センター、暴力があるなら配偶者暴力相談支援センター
  • 男女共同参画センターの電話相談でいちばん多い分類は「家族・親族・近隣等」で27.7%。その筆頭が夫・パートナー(横浜市・2024年度)
  • 無料。相談員には守秘義務があるので、友人に話すのと違ってまわりに伝わらない
  • センターによっては弁護士の無料相談枠がある。慰謝料の見通しだけ聞くこともできる
  • 土曜や夜間にやっているところもある
  • 全国共通の電話窓口もある。DV相談+(0120-279-889)は24時間・365日
  • 決める必要はない。「まだ何も決めていません」から始めていい

探偵に頼むかどうかは、そのあとで考えれば間に合います。今日は、ひとりで抱える時間を少し減らすところまでで十分です。

この記事の出典

数字はすべて公的機関が公表している資料から引用しています。リンク先で原典を確認できます。

※相談の受付日時・体制はセンターごとに異なります。また変更されることがあります。実際に利用する前に、お住まいの地域のセンターの公式サイトでご確認ください。

-調査の基礎知識

Copyright© G-women7 , 2026 All Rights Reserved.