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夫の浮気相手を調べたら、相手にも配偶者がいた。いわゆるW不倫(ダブル不倫)です。この場合、慰謝料の話は通常の不倫より複雑になります。請求できる側であると同時に、請求される側にもなり得るからです。
この記事では、W不倫だった場合に動く前に知っておくべき仕組みを整理します。
この記事でわかること読了 約3分
- W不倫でも請求はできるが「お互い様」になり得る仕組み
- 動く前に確認する3つのこと
- なぜ先に弁護士へ相談したほうがいいか
Contents
結論:請求はできる。ただし「お互い様」の構図になり得ます

あなたは夫の浮気相手(既婚女性)に慰謝料を請求できます。ここは通常の不倫と同じです。
違うのは、相手の夫も、あなたの夫に慰謝料を請求できるという点です。つまり請求の矢印が交差します。
- あなた → 相手の女性へ請求
- 相手の夫 → あなたの夫へ請求
家計が同じ夫婦間では、「もらったお金」と「払うお金」が家計の中で相殺されることになりがちです。取ったはずの慰謝料が、夫への請求で出ていく。W不倫の慰謝料が「動くだけで残らない」と言われるのはこのためです。
動く前に確認すべき3つのこと

① 相手の家庭にどこまで知られたいか
相手の女性に請求すれば、相手の夫が事実を知る可能性が高くなります。そうなれば、相手の夫からあなたの夫への請求が現実になります。
「相手に制裁を」という気持ちと、「家計から出ていくお金」は、残念ながらつながっています。どちらを取るかを先に決める必要があります。
② 離婚するのか、しないのか
あなたが離婚する場合と再構築する場合で、請求の設計が変わります。再構築なら、金銭より「関係を断つ約束」を優先する形もあります。
③ 相手の離婚危機は「増額」につながることも「泥沼」につながることもある
W不倫の発覚は2つの家庭を同時に揺らします。感情のぶつかり合いが二重になるぶん、交渉が長引きやすいのが実情です。
W不倫でも証拠の重要性は同じです

相手が既婚だからといって、証拠のハードルは下がりません。ホテルへの出入りが分かる写真・動画など、不貞行為を示す証拠が必要です。
むしろW不倫はお互いに失うものがあるぶん、両者とも強く否認する傾向があります。証拠の質は通常より重要になります。
この状況は、先に弁護士に相談してください

通常の不倫なら「探偵で証拠→弁護士」の順でも進められます。ただしW不倫は、請求した結果どうなるかの見通しが複雑です。
- 請求したら相手の夫に知られるか
- 夫への逆請求はいくらになり得るか
- 差し引きで何が残るか
ここを動く前に弁護士に確認することで、「請求したら家計がマイナスになった」という事態を避けられます。初回相談を無料にしている法律事務所もあります。
まとめ

W不倫でも慰謝料請求はできます。ただし相手の夫からあなたの夫への請求という逆の矢印があり、家計の中で相殺され得ます。
相手の家庭に知られる覚悟があるか、差し引きで何が残るか。この2つを、動く前に整理してください。
証拠の確保は通常どおり進めつつ、請求の設計だけは先に弁護士へ。これがW不倫の順番です。
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※本記事は一般的な情報を整理したものです。W不倫の慰謝料は当事者の関係・婚姻期間・経緯など個別の事情で大きく変わります。具体的な見通しは必ず弁護士にご相談ください。